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牛RSウイルスについて色々と書いてきましたが、最後の方はなんだか話しがそれてしまったような・・・・。とにかく牛RSウイルスのようなものはいつも発生する病気ではないけれども、小生の感覚ではBVD-MD、IBR、PI3などにくらべて発生頻度は格段に高いような気がします。予防としてはワクチンがかなり使えますので可能であればやはり打ちたいですね。毎年のように呼吸器病で困っている農場の方は一度ウイルスの検査をしてみるといいかもしれません。意外と毎年のように病気が広がり困っているのに原因を究明せずに何となく流れでやってしまっている所もあるような気がします。病気の原因がはっきりとわかると農家さんも獣医さんも俄然気合いがはいります。「このやたら大変だった病気の原因は牛RSウイルスか〜〜〜〜!こんちくちょ〜〜〜!」となれば牧場の予防衛生は大きく前進です。とにかく牧場内で広がると治療費はかかるし、なんやかんやともの凄く大変ですので頭の片隅には入れておいて下さいね。次回からは別の病気を紹介致します。
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