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いや〜、本当に長い間BVD-MDについて書いていました。今回でこのシリーズはおしまいです。できるだけ簡単に説明しようと思ったのですが、途中からなんだか難しくなってきてしまいました。しかし、面白くもなんともない内容ですが、どうしても皆さんに知ってもらいたかったのです。小生はBVD-MDの被害にあわれた農家さんを何軒かしっております。その被害はかなり深刻です。BVD-MDが出ても皆さん100%最初は気がついていません。獣医さんも気がつきません。そして気がついた時には被害が相当出ている状態です。そして農家さんはBVD-MDの名前すら聞いた事がないことがほとんどです。予防の基本はワクチン接種することと、PI牛と牧場の牛を接触させないことです。このウイルスの感染力は口蹄疫のように強力ではありません。ほとんどがPI牛との接触により感染しているので明らかに変な牛さんを導入することや、公共牧場へ放牧するときなどは注意です。頭の片隅に少しでもこの病気のことが入っていれば、何かのときに少しでも速く対応できるのではないか?予防に力を入れるきっかけになるのではないか?と思って紹介させていただきました。ちょっとわかりにくい点もあるかもしれませんが、参考にしてみてくださいね。 |