2014年2月22日 今回は小型ピロプラズマであるタイレリアの生活環をみてみましょう。タイレリアも同じくフタトゲチマダニによって媒介されるのですが、マダニ体内での発育様式がバベシアと少し違っています。ダニの吸血によりダニ体内に侵入した後、タイレリアの場合はその後ダニの卵巣へは移行せず、そのダニが成長して再び吸血を行うようになるまでダニの唾液腺細胞の中で感染性を持たない形態で待機し、吸血が開始されると同時に感染性を持ったスポロゾイトという形となって次の牛さんへ感染するのです。ちなみに、マダニは幼ダニ、若ダニ、成ダニと成長する各段階で吸血を行うため動物に寄生し、吸血が終わると今度は脱皮をするために動物から脱落して土壌で生活します。 |